「卵の会」に寄せる代表・北川邦陽の理念(「あとがき」より)
- 31号 卵の会は、自由な集団である。上も下もない、常に平等・対等に甲論乙駁したい。かと言って、 相互謙譲でいたい。 自由といっても、卵の会では基本的には十七音定型詩でありたい。その上で、文語・口語、歴史的仮名遣い・現代仮名遣い、無季容認と大きく構えていい。 卵の会は、全員参加の集団。投句も選句も平等に、特別作品などの窓口は常時オープン。全員で励まし合って、全員が句も選句も文も上手になりたいと願って始まった。引っ込み思案でなく皆さん、紙面を奪い合ってください。 卵の会で得たモロモロは結社・同人誌でフルに発揮すればいい。自由に羽ばたいていい。卵の会は庭石でいい。その一歩その二歩をカランコロンと楽しんでください。
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- 35号 卵の会は、作句も選句も選評も文章も、みんな「一人一流(いちにんいちりゅう)をめざす集団」です。遊びでもよろし、趣味でもよろし、文学志向でもよろし、それぞれの道で、それぞれのアイデンティティーの中で、それぞれみんなホンモノになることを希っています。
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- 40号 卵の会では作句力はもとより選句力、作文も上手になってほしいと思っています。取りあえずは、とにかく書くこと作ることです。そう、多作、それから上手になる意欲を持って下さい。 秀句、そう出来るものではありません。卵の会では上手い方はもっと上手くなると同時に、上手でない方をもっと押し上げる努力を惜しまないで下さい。
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- 41号 ・・・(高点句は)・・・イコール秀句ではありません。卵の会選句による高点句に過ぎません。[過ぎません]というのは強弁ですが、卵の会を離れて高点句たり得るか、(・・・)。 よく言われるように、高点句に秀句無く、三、四点句にこそ秀句があるような気もします。作るのみでなく、確かに読む力を作句力以上に体得しましょうか。
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- 44号 『卵の会』は、現代俳句定型詩を目指す集団です。文語・口語、有季・無季、五七五定型・準破型のなかでよりよい個性派俳句を目指します。 『卵の会』は、いつでも誰でも入会できます。初心者の方には間接的には会員全員で、直接的には小生が、マンツーーマン(四畳半ではありません)でご指導いたします。あくまでも北川流、指導には必ずしも従う必要はありません。添削誤りゴマン。精々造反ください。
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- 53号 『卵の会』は、極力自由に振る舞える集団でありたいと思います。俳句作り、批評の場では大変真面目なようですが、人間的には、かみしも脱いで胸元を開けて?世俗の垢や煩わしさがサラッと拭える、忘れられる、そんな集団でありたいと思います。
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- 100号 「100号を迎えて」

『卵の会』代表 北川 邦陽
100号を迎えて、『卵の会』へのお祝いの言葉が北海道から沖縄から、ずいぶん飛び込んでいます。ありがたいことです。素直にそのご祝辞をいただいています。 さて、これからのこと。96号に「『卵の会』百号を目の前にして」で、一応方針は示させていただきました。補足しながらもう一度確かめることにします。
1 100号を迎えるに当って特別行事は行わない。 代表は、もともと「お祭り人間」であり、主管する部局の県大会一つ、全国大会を二つ創設。年中、担がれての呑み会数知れず。 しかしその付けが回って、平成18年から入院多々。今や禁酒と変らないほどの節制ぶりでして、みんな精算しちゃいました。
2 100号以降の発行については、従来通り精力的に毎月10日、発行していきたい。 (1) 提稿は前月25日、発行日は毎月10日までに。25日に送稿した作品あるいは原稿が、10日には送本・登載されているというスピード感、季節に合った俳句が見られるという魅力は本誌だけのものではないか。 (2) 原則として毎号頁数にこだわらない。 同人諸氏の原稿(エッセイ・時事評・作品・選評など)は原則として優先して全部発表する。ただし、発表するにマユツバものなきにしも非ず。代表の責任で発表の可否を裁決したい。
3 気に留めておくこと。 (1) 代表は、病気続発で数回廃刊を考えました。 しかし、入院の都度病床に乗り込んだ伊丹氏、「絶対継続発行。200号をも視野に入れたい」と言いながらの続刊。素晴らしい力量の同人諸氏の協力の下、遮二無二、内容も充実。お蔭様で全国的な好評価をいただく。 (2) 代表は(階段をなるべく使わないように)というドクターの注意を受け、伊丹氏乗用車で句会などをこなしている(費用は代表個人会計を設け、卵の会会計からは一切持ち出していません)。遠出吟行など当面代表は置いてけぼりで。 (3) 代表は、代表の位置にこだわっていない。後継者あれば代表はいつでも変わる。卵の会の会名にもこだわっていない。看板が必要なら、必要な年月、顧問程度でお使いを。代表でなくても、知名度、校正などについては従来通りご利用かつは御命じを、と常々明言。
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